第148回 わたしのいろの話
お久しぶりです。
年末に向けて寒さが本格化しておりますが皆様いかがおすごしでしょうか。わたしは最近頼みの綱の手袋を落としてしまい少々憂鬱な気分なところです。
早いものでわたしがゆーまにわに加入して半年以上が経過しリレーブログも三回目となりました。普段自分について考える機会は多くてもそれを文章に落とし込んで他の人に見てもらうことを滅多としないので毎度苦心しております。
といっても結局のところ人間は承認欲求の塊みたいなところがありますから聞いてほしい知ってほしいことがたくさんあるんですよね。いざ書くぞ、となったらすぐにテーマは決まりました。今回のわたしのテーマは「共感覚」です。
みなさん、共感覚ってご存知ですか?
共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia, synæsthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。
by Wikipedia
私も多分これなんです。わたしは文字に色を感じているタイプです。
よくわからない人には本当にわからないと思うし、わかる人にはあーったしかに、って感じの反応をもらいます。
言葉でうまく説明できないので、わたしから見た時のあいうえお表を作ってみました。
わたしは黒字のあいうえお表がこんな風な見え方をしています。
本当の色がわからないわけではなくて、黒字であることもわかっているんですけど、でも色があるんです。
多分眼球は正常に黒字のあいうえお表を映してるんですけど、脳が処理する時に不思議とこうなってるんです。
わたしにとって文字に色がある感覚は小さい頃からの当たり前で、みんなそうだと思ってました。なので「共感覚」という言葉を知り、これが全員ではないことを知った時は結構びっくりしました。
わたしは今まで20年間この感覚と共に生きてきたんですけど、別に大きく日常生活を阻害することはありませんし、逆に見える世界に人より彩りが多いと思ったら得じゃん、くらいに思ってます。
でもたまにちょっとだけ影響を感じます。
私、「東」と「青」が同じ色に見えてるんですよね。なのでたまに区別が付いてなくて、「東山」と「青山」を間違えて覚えてました。びっくり。
あと、電話番号とかも色の印象で覚えてるんですけど母親と祖父の電話番号の色合いがすごく似てて間違えてしまうことがありました。
あとこの前、Twitterで共感覚と足し算に関するツイートがバズってました。
これもちょっとわかる感覚。
不便だと感じることはないですけどたまに勘違いを引き起こしてしまうんだなーって思います。
とはいえわたし自身この感覚を嫌だと思ったことはないのでこれからも人よりちょっとだけ色の多い世界を見ながら生きていきます。
そもそもわたしの見てる赤色とあなたの見てる赤色が同じかどうかもわからないし人間の感覚って面白いですよね。
もしこれを読んでるあなたがわたしと同じならあなたから見たわたしの名前がどういう色なのか知りたいです。
今回はそんなわたしのいろのお話でした。
次回は味ポンさん。
ちなみに
味はオレンジ
ポは青
ンは黒です。