ゆーまにわリレーブログ

ゆーまにわのメンバーが毎週交代で更新中。

第82回 Boys & Girls

こんにちは。
社会人になりました、藤本です。

 

『ゆーまにわは地域学生団体。なんで社会人がおるんや??』と
疑問を持っているそこのあなた!!

 

 

細かいことは気にしない!!!

 

ま、ゆーまにわは卒業後の関わりが自由なので、
こうして社会人となっても関わっているわけですよ。

実際、せっかくの楽しい場に行かなくなるのは嫌ですし。

社会人、自由な時間はかなり減りましたが、ゆーまにわのおかげで、
限られた時間も楽しく過ごせそうな予感がしてます。

 

ブログを書いているのは土曜朝。
金曜の仕事が終わって、家に帰らず真庭に帰りました(笑)

 

さ~て、今日のテーマは

 今までは野球や旅の記事を書いてきましたが、今回は『音楽』です!

私は音楽を聴くのが好きで、学生時代は四六時中聞いてたんですよね。

 

今でも会社から帰って家事を終えたらずっと聞いてます(笑)

ジャンルは、EDM、ロック、R&Bあたりですね。
ここ最近はずっとEDMを聞いてました。

アーティストだと、AviciiやTobuですね。
去年の秋くらいから聞きまくってました(笑)

 

ただ最近は、私の大好きなバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONをリピートです。
もう何回目のマイブームだろう・・・

 

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略してアジカン。渋いおじさんたちのバンドです。

出典:https://spice.eplus.jp/articles/173340

 

ブームが再燃したのは、やっと最新のアルバムを手に入れたことですね。
中身が良すぎて感動してしまいました・・・

 

アジカンの音楽

アジカンはロックバンドです。
1996年から活動しています。長いですね。

私が聴き始めたのが2007年くらい。
中学生の時ですね。

 

当時のアジカンの音楽は、多くの方がロックと聞いて連想するような、
ドラムやギターを激しく鳴らす音楽でした。
それでいて、メッセージ性もある。
そんな感じでした(素人意見(笑))。

 

ただ、転機が訪れます。

 

3.11 東日本大震災

 

東北地方を巨大地震と大津波が襲い、日本中が混乱に陥りました。

そんな中、彼らは『この時代に音楽を鳴らすことの意義』を考えます。

『復興、復興と言っているが、自分達はどうなの?』と。

 

そのあたりから、音楽性が変わります。

 

メッセージ性がかなり強くなります。
音もしっとりとした、渋いロックに。

 

熟成されたロック、という表現が正しいでしょうか。

 

私はこのしっとり系ロックが大好きなので、
3.11以降のアジカンはどストライクなんですよね。

 

そんなアジカン、最近(といっても半年前)出したシングルが最高でした。

 

ボーイズ&ガールズ

これ、タイトルは『ボーイズ&ガールズ』ですが、
全ての年代の人に当てはまることを歌っている曲だと思うんですよね。

ボーカルの後藤さんの声としっとりしたギターから始まり、
ベース、ドラムが加わります。

そして、『まだ始まったばかり。We've got nothing』という歌詞から、
曲は一気に盛り上がります。

 

愛嬌のない社会に産まれた犬みたいにさ
「興味ない」みたいな言葉で切り捨てないでね

 

今の社会を反映してるのかなと。
ホントは自分も何かしら関係しているのに、他人ごとになっている。

『興味ない』と言ってその可能性を捨ててしまうと、
その先は何も生まれない。
積極的に様々なことに飛び込んで、いろんな経験を積んで、
感性を磨くといいよ、ということを歌っていると思いました。

 

そして、ここが好きだ!

 

何かが正しい 僕らに相応しいこと 
見つけて それをギュッと握りしめて 
嗚呼 いつか老いぼれてしまっても 捨てずに 
新しい扉を開こうか We’ve got nothing

 

『僕らに相応しいこと』
つまり、自分の好きなこと、やりたいこと。
それを見つけて、それを愛して、次に進もう。

 

こんなことを歌っているのかなぁと、聴いてて感じました。

 

社会人になったばかりの僕に刺さりました。

私も学生時代に『これをやりたい!』ってことをやっと見つけられました。

社会人になっても、この思いを忘れず、少しずつ歩んでいきたい。

 

そんな私に勇気をくれる曲でした。

 

最後にリンクを貼っておきますね(^^)

https://www.youtube.com/watch?v=8HPp22obp9g

ぜひお聞きください!

 

来週!

おなじみの松本さんです。

3年生になって、どんな日々を過ごしているんでしょうね~

第81回 39,0℃

こんにちは。

最近休学したタンクトップこと安藤です。

前回の橋本さんが書いたように、休学し始めが橋本さんと同じ時期。

しかし、同じように地域おこし協力隊をするわけでもないし、何かの団体を設立するわけでもない。

むしろ普通の大学生でもできるアルバイトや、ゆーまにわに関することをしているだけ。

「何のためにお前は休学したんだ?」

最近よく自分が聞く言葉です。

それに対して返す言葉がなかなか出てこない自分です。

半分大学から逃げるように選んだ休学。

親に対してずっと説得した休学。

最後まで親が心配する休学。

周りに疑問を残す休学。

「僕はなんで休学したんだろう?」

休学

休学届けの書類にサインをもらうため、実家に帰った時。

たった2泊3日の実家に帰ってる間たくさんのことを親と話しました。

「これからどうするの?」

「どこに住むの?」

「お金はどうするの?」

「復学するの?」

多くを話しました。

最後まで休学を快諾はしてくれなかった親でした。

 

しかし実家の大分から岡山に帰る日。

深夜3時から実家をバイクで出発。

平日で仕事があるにも関わらず、3時になったら目覚ましで起きて見送ろうする両親。

「遅いからもう大丈夫。仕事あるんだから寝てよ」

と言っても、雨で濡れたバイクをタオルで必死に拭いて、

「運転気を付けるんで。しっかり休みながら帰るんだよ」

と最後まで心配する親。

「ありがとう、行ってきます」

と残して出発する自分。

 

2年前に岡山県立大学の入学式、でこれから4年間いろいろあるだろうがそれでも立派に卒業するだろうと信じてた親。

そんな親の希望を裏切るように休学をしてしまった自分。

親不孝なこんな息子にも心配をしてくれる自分。

そんなことを考えると深夜海岸をバイクを走らせながら、すごく泣いた。

「がんばろう」

そう思った。

休学=休んで学ぶ

しかし実際に休学してみると思うようにいかないことばかり。

休学=休んで学ぶことであるのに、していることが休まなくてもできることばかり。

間違った休学しているんじゃないかとすごく不安。

ちゃんと方向を間違わないように修正をしながら自分なりの休学をしなくては。

 

最近はそんなことで悩んでばかりです。

小説みたいなタイトル

今回「39,0℃」というタイトルすごく小説のタイトルっぽいですね。

というのも、今この記事を書いている現在熱が39℃あります。

正直、体がだるく、食欲不振、筋肉・関節の痛み、頭痛という役満状態です。

そのせいか、今回の記事の内容意味が分かんないし、何を伝えたいのかも自分でも意味不明です。

これ以上変な文章書く前に終わりにしたいと思います。

こんなブログでも読んでいただきありがとうございます。

第80回 上京しました。

算数や数学でよく出てくる数直線。
厳密には、この数直線上には
理論的に定義した「境」を書くことはできない。

人生のターニングポイントというのは、
数直線に引かれた垂線のようなものなのかもしれない。

遠くから、そこ「らへん」が境だとすることはできる。
遠いほど、はっきりその境が見えてくる気になれる。
ただいくら近づいても、「そこ」は見つけられない。

遠くから見て何かが変わったと言うかもしれないし、
近くから見て何も変わってないと言うのかもしれない。

数直線画像

お久しぶりです。4月から東京に戻って再び学生となった橋本です。

東京って。

近くに行くにもついつい車に乗ってしまう運動不足の毎日から、晴れの日は自転車で往復40分雨の日は往復1時間半歩くきわめて健康的な毎日になりました。

8部屋もある大きな一軒家暮らしから、ベッド3個でいっぱい程度の小さな一室で寝泊まりする暮らしになりました。

鍵のかからないプライベートスペースでほぼ毎日シェアハウス状態の生活から、こまめに自分の部屋の重い扉に鍵をかける生活になりました。

アウトプットに必ず落とし込む日々の連続から、インプットに追われる日々の連続になりました。

ほぼ毎日誰かしら(某代表)が作ってくれてお向いさんがくれた一品が並ぶ食事から、自分で作り忙しくて(面倒くさくて)たまに学食で済ませる食事になりました。

朝起きた瞬間から何をするにもほぼ誰か知り合いに会う日常から、誰かに会うには日程調整をわざわざしなければならない日常になりました。

毎日毎週違うことをし続けていた2年間から、数か月単位で決まった時間に大学に行き続けなければいけない2年間になりました。

自分がやろうと思えば何でもできたコミュニティから、慣れるまでの探り合いを繰り広げるコミュニティに属するようになりました。

身近すぎる身内イベントであふれていた世界から、見知らぬ人の織りなす多種多様なイベントであふれた世界になりました。

東大生と言うだけでどこでもだれからも振り向かれる常識から、東大生であることが最も基本的な意思疎通のツールという常識になりました。

地方と言うと真庭やもっと山奥の村を思い浮かべていた共通認識から、地方と言うと福岡や札幌を思い浮かべる共通認識になりました。

でも、それでも。

現在住む寮が位置する巣鴨の商店街は各店主の皆さんが楽しそうに一緒に話している光景が見られるところで、地域社会のコミュニティが垣間見える楽しそうなところで。

こっちに来て数日でいつの間にかいろんな人に会うことになっていて、さらにそこからまたいろんな人に会うことになっていて。

もらった話に一つ乗っかってみると、面白そうなことが出来そうなアイディアが次々浮かんできて。

真庭で聞いてきたような話が、授業の学術的な話で抽象化されて出てきて。

ゆーまにわ各プロジェクトのオンライン会議はゆーまにわキャンパスから繋ごうが寮の自室から繋ごうが、そこにはいつも通りのゆーまにわメンバーのみんながいて。

数人でグループになるディスカッションの授業では、聞きたいことだらけで毎度自分から話し始めていて。

生物実験のテーマ決めの話し合いでは、やらされる授業でもどうせならテンション上がる面白い実験やろうよって言っていて。

なんだかんだいろんな場面で「いいじゃん、それおもしろいね。」と言っていて。

橋本と真庭と東京と(画像)

今の自分だから。

どうやら、
2年ごとで学部や所属が変わる東大では、2年も休学する人はあまりいないようです。

授業で使う受講学生の名簿には登録されていなくて、毎度授業の度に「名前が名簿にないですが(農学部)国際開発農学専修3年生の橋本です。ちょっと変則的に入ったので。」と言わなくてはならない毎日を送っています。
”UTAS”という履修登録や授業管理などのための東大生用のサイトはログイン先の個人ページの表示学年が在籍年数に応じて繰り上がるシステムのようで、いつまでも4年生登録をされています。
いろんな同級生からは「あれ、去年の秋学期の授業の時いたっけ?」などと聞かれる日々が数日続いていました。聞いてくれるだけありがたいです。
学生証番号の一部には「17」の番号が入っています。これは学部への進学年度の数字で、同級生は「19」(2019年度進学)なのに対して農学部に進学してから休学した僕は「17」(2017年度進学)だというちょっとした話題を提供することもできました。

同時に、
ゆーまにわに関わりながらも、ありがたいことに2社ほどから個人でプロジェクト単位でのお仕事の業務委託を受けさせてもらっていて、この点では真庭で働いていた時とあまり変わらない頭の使い方も出来ています。
決まった時間を搾取されるアルバイトと違って、授業に出ながら空き時間で自分を追い込むことが出来るこの形は、授業が最高に面白く感じている今の僕にはぴったりです。

さらに、
人生で初めて2年間も実学に基づいたインプットしかしてこない経験をしたことで、完全インプット型の学術論文に基づく理論的な研究やその授業が、めちゃくちゃ面白く感じることが出来ています。
あまりに面白かったので、今年度中にゆーまにわや真庭で知り合った方々を題材に学術論文をいくつか書いてみようと思っています。(真庭のみなさん、いつかインタビューをさせていただくかもしれませんがその時はよろしくお願いします。)
最終的には、学術的なファクトに基づいてゆーまにわに新たな側面を追加したいなという野望もすこしあります。
興味がある有志のメンバーとゆーまにわの活動や関係者をしっかりとスキームに落とし込んで学術的に分析していく訓練をする「ゆーまにわ研究部」でも立ち上げてみようかななんて企んでいます。

とにもかくにも。

今、僕は東京で楽しく過ごしています。

真庭の方が楽しいとか東京は怖いとか、東京が便利でこっちの方が好きだとか、あんまりそういうことは感じていないです。
結局どこにいても、面白いことは転がっているのでしょうね。

少なくとも、どこにいても楽しいことをいつのまにか見つけられる直感や能力は、真庭での2年間で研ぎ澄まされた気がしています。

こういう風に書くと、「お前はやっぱり東京に戻って新たな刺激に目移りして真庭を忘れていくんだな。思った通りだ。」と思った方、安心(?)してください。
真庭も決して忘れてませんよ。

ということで。

4月27日(土)~5月1日(水)で、真庭に帰ります。

本当は四月中に東京に戻って実家の方にも帰ろうと思ってたのですが、「平成から令和に小学校の体育館でジャンプする」というなんとも意味の分からない面白そうなイベントがあるみたいなので、ちゃんと令和初日を真庭で過ごしてから帰ることにしました。

真庭岡山の方、ぜひまた会いましょう。

平成ジャンプ(チラシ画像)

おまけ。

せっかくなので、東大農学部の授業について少し載せておきます。
ちなみに、東大の学事歴は4ターム制(4学期みたいなもの)を導入していて、しかも農学部はもろに影響を受けたちょっと変わった授業日程になってます。

S1ターム(4月から6月初め)の橋本の授業を大公開。
専攻は国際開発農学専修です。

月曜日

1限  
2限 国際生態学 途上国を中心とした世界の社会発展や経済開発に伴う生態系や環境の変化についての授業。
3限 国際植物利用学 植生から見る途上国を中心とした世界の農業についての授業。
4限 国際農学情報処理演習 主にExcelとR及びRstdio(両社とも統計解析ソフト)を使った統計解析の手法を学ぶ授業。
5限
6限 農業環境の放射線影響 ゼミ形式で放射線と農地環境などについての研究発表を行う。橋本のテーマは放射線林業における影響。

火曜日

1限  
2限 国際森林環境学 世界の森林事情について学ぶ授業。
3限 環境経済学 経済学を環境の視点から学ぶ授業。
4限 国際農学情報処理演習 主にExcelとR及びRstdio(両社とも統計解析ソフト)を使った統計解析の手法を学ぶ授業。
5限
6限  

水曜日

1限  
2限
3限 国際農学実験・実習Ⅰ 生物実験、物理実験の授業。橋本の班は生物実験のテーマは「メダカの行動学習は集団学習なのか個体学習なのか」。
4限
5限
6限  

木曜日

1限  
2限 国際動物資源科学 動物の生態や特性について学ぶ授業。
3限 国際農学実験・実習Ⅰ 生物実験、物理実験の授業。橋本の班は生物実験のテーマは「メダカの行動学習は集団学習なのか個体学習なのか」。
4限
5限
6限 食と人間 毎回「食と人間」を講師が変わるオムニバス授業。ちなみに初回は海産物のリスクとベネフィットについて。

金曜日

1限  
2限 環境生物化学 化学的な視点から生物多様性について学ぶ授業。
3限 国際農業工学 国際的な視点で農業土木や農業機械について学ぶ授業。
4限 国際水産開発学 国際的な視点で水産業の変化や実態について学ぶ授業。
5限  
6限  

ちなみに時間としては、2限の始まりが10時25分で、5限の終わりが18時35分、6限は20時30分。
つまり、月曜日と木曜日は10時半から20時半まで休憩挟んで10時間の授業。
さらに各授業ごとのレポート作成。

大変だ。

次回は。

さて次回は、ついに本格的にまにわ暮らしが始まった安藤くん。

思えば僕が休学したのも同じ年齢だったな。