第132回 海の復権 〜瀬戸内国際芸術祭を紐解く〜
お久しぶりです。おおにしです。
社会人になって、1年。忙しさに日々、忙殺されています(笑
社会人になって重要だと感じるのは、いかにプライベートを充実させるか。特に休日の使い方ってのは、キモですよね〜
と言うわけで、今回は休日にもってこいの「瀬戸内国際芸術祭」についてです。
「アート」✖️「まちづくり」とい言う言葉もよく使われますが、その代表例としても扱われますね。
そもそも、瀬戸内芸術祭ってすごいの?
瀬戸内の島々を舞台に3年に1度開かれ、100万人以上が訪れます。
行ってみた感想としては
・思っていたよりもアート作品の数が多く、飽きることはない
・島特有の時間、文化を感じられる
・島の空き家の壁をすべて水色に塗りつぶしたりとか、思い切ったことをしている
・ボランティアも多くてすごいと感じる反面、3年に1度でなくては運営する側の体力が持たなさそう
といったところですかね。
具体的にどんなアートがあるのかといえば、こんな感じ。
3枚とも女木島の写真です。このようなアートが狭いエリアに数多くあるのですから、多くの人が訪れるのも理解できます。
なぜ、成功しているのか
個人的には、島の文化を感じられたのが良かったですね。
例えば、廃校にアート作品を並べてみました、といったアート祭とは一線を画していたように思います。
島の人に話を聞いて、その話を元に作品を作るといったように、作品の中にも島の雰囲気があるような気がしましたね。
(分かりきったようなことを言っていますが、ただのド素人です)
なぜ、瀬戸内国際芸術祭は成功したのかを調べると面白い記事が出てきたのでリンクを貼っておきます。
この記事にある要因をまとめると
・「海の復権」と言う強固なコンセプト(海の復権を平たく言えば、島のおじいちゃん、おばあちゃんの笑顔が見たい!)
・「直島」というアートの核になる存在
・市民の積極的参加による盛り上がり
・アーティスト(風の人)と島の人(地の人)の出会いによる活性化
となっています。
海と島の写真だけでは、どこの場所かはわからない。しかし、このカボチャというシンボルがあることによって、瀬戸内海だとわかる。アートの核となる直島。このカボチャが果たすシンボリックな効果は計り知れないのでしょうね。
以上、今回はおおにしが担当しました
お次は、しょうたろーです。近頃、いかがお過ごしなのでしょうか。