第163回 ややこしい
こんにちは。大倉千穂です!
土曜日の夜から珍しく体調を崩し、
翌日「ホコテン!」のお手伝いに行けませんでした…。
楽しみにしてたのに! 残念です😢
何が原因だったんだろう?と、すっかり元気になった今になって考えてみるのですが、
・金曜日の夜、みきてぃと二人でインドカレーを食べに行き、スパイスのおかげで鼻水が止まらなくなったこと。
・その後音楽の課題を進めるはずが、いつの間にか『枕草子』を読み漁り、読み耽り、気づけば夜も更けていたこと。
・土曜日の午後、「妖怪シンポジウム」なるものに行ったこと。(妖怪のしわざ?)
まあ思い当たるのは、ざっとこのくらいでしょうか😅
頭痛が酷くて、口の中や頬や首が熱くて、でも寒気もするし、どうしよう!
という感じでした。
体温計が無かったから測れてないけど、何度あったのかな…。
一応病院に行って検査してもらいましたが、インフルエンザではありませんでした。
その帰りにザグザグに寄って、ちゃんと体温計を買いましたよ。
(今日まで10ポイントデーなの知ってたし♪)
突然ですが、ここで問題です✋
この、湯船に浮かべられた細長い植物の名前は何でしょう。
ネギでもニラでもないですよー(笑)
簡単ですよね。
端午の節句にお風呂に入れると言えば・・・
そうです。こちらは「菖蒲」です。
続いて、こちらのイラストをご覧ください。
この植物の名前は何でしょう。
ちょっとイラストだと分かりにくいですか?
まあいいや。こちらは・・・
「菖蒲」です。
一緒やん!こちら「も」菖蒲やん!
いっつも助詞の使い方とか細かい所指摘してくるくせに、ちほちゃん間違ってるやん!
・・・とでも聞こえてきそうだな(笑)
まあ確かにどちらも「菖蒲」です。
でも一緒じゃないんですねー。この「菖蒲」と「菖蒲」。
「菖蒲」には「ショウブ」と「あやめ」の2種類の読み方があって、
全く別の植物なのだそうです。
「ショウブ」→サトイモ科。菖蒲湯に使う方。ガマのような穂をつける。
「あやめ」→アヤメ科。綺麗な花が咲く方(主観ですが)。
では、最後の問題です!
小学校音楽の共通教材24曲のうち、
「はーるの やよいの あけぼのにー」で始まる、
私が最も好きな曲は・・・
『越天楽今様』
ですが、
歌詞の今様を作ったとされるのは、
小倉百人一首95番歌「おほけなく~」や『愚管抄』の作者としても知られる、
ですが、
歌詞の2番に出てくる「軒の菖蒲」とは、
いったいどちらの「菖蒲」でしょう!
正解は・・・・・・
「ショウブ」でーす!
菖蒲湯に入れる方です!
あれれ?
でも、歌詞は「のーきの あやめも かおるなりー」ですよね。
実は「ショウブ」は昔「あやめ」と呼ばれていたそうです。
ややこしい…。
金曜日の夜やっていた音楽の課題というのが、
まさにこの『越天楽今様』を説明する資料の作成なのですが、
ショウブ、あやめ、カキツバタ、ハナショウブ、アヤメグサ・・・
調べれば調べるほど色々出てきて頭が混乱しました。
(あ、もしかしたら、体調不良の原因これかも?)
それで、
『枕草子』に端午の節句のエピソードで菖蒲出てくるよなー♪
「はなたちばーなも におうなりー」の橘も
「やまほととーぎす なのるなりー」のホトトギスも出てくるよなー♪
と、どんどんページをめくってしまったというわけですね。
次回は、みきてぃです!
チーズナン美味しかったね💛