ゆーまにわリレーブログ

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第88回 哲学とオススメの本

いつもの雑談

牧です。よろぴくみん。(『ピクミン』2001年10月発売)

あー八十八っていいですね~。八十八夜は既に過ぎてしまいましたけど、単純に8は縁起がいいですからね~。

にしても、最後に僕が書いたの3月って凄いですね、、てかブログ数が多すぎて茶々を入れるのが大変すぎる(笑)

タクマ君は何か凄いB級どころかC級の映画を紹介してくれて、何か反応ありがとう

他の人も英語で書いたり、ラップしたり、休学したり、度々旅したり(たびx3( ´∀` ))、社会人なったり、新しい人増えたり、と最近あまり関わっていない僕からして目まぐるしいですね。すばらすばら。

いつもだけど、とりあえずこうやって振り返ってブログのネタを考えるんだよ。また、性質上どうしても家喜のを最初に読むから、「インスタのことについて書くか?」って最初は安直に考えて、『あれ?そもそも「映える」って文系的にはどういうことなんだ?これ記事にするか?』とか考えながらツラツラと他のブログを見るのだけれど、いまいちパッと良いネタが来ないんだよね、、、、ついでに

映え(はえ)⇒名誉。引き立つこと。

映える(はえる)⇒光に照らされて輝く。あざやかに見える。

                              (Weblio辞書参照)

「ばえ」と発音するのは「見映え」とかのときであるし、また「映」でなくて「栄」でも「栄え」だそうです。

 

脇道にそれてましたが、今日の本題を何にしようか悩んで、英語で書いてみたり、また映画の話をしたりするのも二番煎じという感じで嫌だったので今日はなにか新しいトピックでと考えていたんですが、、、最近のオススメの本やテーマについて語るのも詰まらないんですよね、、、、オススメの本は最後にするとして、、

ちょこちょこ色々なところで僕は話しているんですが、4月の終わり頃に会った文学部哲学専攻の人との話をしたいと思います。

 

哲学系の人と初めて会った話

文学部がどこでもそうなのかは知らないですが、うちの大学の文学部はとりあえず「何でも学部」です。心理学、哲学、言語学社会学などに大きく分けられてその中に言語学だと言語文化なのか言語科学なのか、または史学なのかと分けられているはずです。多分全部把握している人いない気がする(笑)

それをまとめて文学というのはいささか無理が過ぎるとも思いますが、だからこそ文学部ですと紹介を受けて一番最初に気になるのは何を専攻しているかです。まあ、大抵言語学なんですが、この前出会えたのは何と哲学の人でした。

 

橋本ともよく話すのですが、哲学の人は「凄い」と思います。多くの学問は何かしら土台があります。言語学なら言語や純文学など、工学部、理学部なら今までの論理や定理、経済ならアダムスミスやケインズ、法学部なら国内法や国際法教育学部なら多分僕はしらないけど誰かしらいるのでしょう!

ただ、哲学に関しては今までの哲学者、それこそソクラテス以前にもそれ以降のプラトンアリストテレスを初め現代までの哲学の歴史はあるのでしょう。しかし、それを参考に地盤として考えることはあっても土台にすることは過去をなぞることも同然であるため、それはあり得ないと私は考えます。だから、常日頃土台を考える哲学という学問は「凄い」と思っています。

 

話を戻します。その人(仮にAさん)と会ったのは、L-cafe という岡山大学にある在学生と留学生が交流する場でした。英語についての質問があったから来たそうです。そこにたまたま僕が暇そうにしていたため、後輩に無理やり手助けをするように言われました。

「まあ、教養科目の英語の問題だろう。」と高を括っていた僕には寝耳に水でした。話を聞くと、まだAさんは哲学専攻始めたばかりで教授に難しすぎる宿題を出されたそうです。その宿題はあるフランス論文の英訳されたあらすじを日本語訳しろというものでした。

 

僕「は?」

 

☝の反応の理由は

1.僕は哲学わからん

2.フランス語を英訳しているのでより面倒

 

以上の2つです。

まあ、まあ、「2」に関しては腐っても論文なんだからちゃんと訳されているんだろうよ?

「1」に関しても、一応法学部で主義については大まかに学んだし??あとはGoogle先生いるから大丈夫だよね???(フラグ

 

僕「まあ、とりあえずやってみるか~(強気)」

A「よろしくお願いします。(スッ)」

あらすじの一文目を読む

僕「????????????????????」

僕「え、Post-sentimentalism?sentimentalismは主情主義で、post?新しいの?新主情主義?これが何か教えてもらっていい?」

A「それがわからないんです。ググっても出てこないですし、、」

僕「え、、、なバカな、、」

日本語でも英語でもググる

 

何の成果も!!!得られませんでした!!!

 

いや、まあ出てはくるんですけど、定義とか思想じゃなくてPost-sentimentalismに関する論文ぐらいだったんですよねえ、、日本語では主情主義ばかりで新については皆無ですし、なぜそんなニッチなとこを四月にやってんだよ!!と思いましたが訳というか解読が進まないので、普通に読み進めてくと専門用語しか出てこないんですよ。

論文のあらすじの内容は僕の記憶によれば、(意味不明な文だと思いますが)

 

そのPost-sentimentalismをこういう視点から定義した場合にある分野では否定されることがあるらしいんだけど、僕(作者)はそこに新たな視点が加わると思うんだ。なぜなら、「ほにゃらら」の法則(ないし定理or理論)によれば○○とxxの視点から見るとあーだこーだでそーだなんだよ。だから、うんたらかんたらと僕は考える。

 

まあ、専門用語抜いて英語の文脈みるとこんな感じの内容でした。Aさんも「ほにゃらら」や○○やxxについては詳しくないようで、結局Post-sentimentalismどころか何を伝えたいのかもよく分からない結果となりました。。

せめて、専門用語は大文字で始めろよ!!!ヤヤコシイだろ!!!!

ついでに、sentimentalism、主情主義、は読んで字のごとく論理ではなく感情を主にして考えるもの。

そこで、思ったのが、

僕「え?主情主義って新しいとかあるの?」

A「どうなんでしょう?」

僕「昔の感情をメインに考えるのが、今では違う?感情をメインとして考える考え方は異なるのか?」

まあ、何かしら違うんでしょうよ、、でも何が違うのかわからないってのが意味わからん。

だってだよ!?このAさん宿題でもらったんだよ?Aさん真面目ぽかったから、ここから導き出される真実は一つ!

先生主情主義について教えて無くね!????

(いや、言ってみたかっただけ、哲学の前に真実なんて無限よ(笑))

 

あああ、、、、とにかくAさんにはまた何か分かったら教えてといったが、結局どういう授業だったんだろうか、、哲学の謎は深まるばかりです。

 

はい、哲学に少し触れてみた話でした。

 

*【注意事項】sentimentalismは感情主義とも訳されるし、emotionalismとごっちゃになったりならなかったりするとかしないとか、ハッキリされてないと僕はみた

 

オススメの本

最近読んだオススメの本(小説から漫画まで幅広く)を紹介したいコーナー

いくつか書きますが、

是非良ければ、どのテーマについて僕の見解を話してほしいか教えてちょ

どうやって僕に伝えるかはあなた次第!

伝わったら、今度記事にします。

 

じゃあ、行ってみよう!

 

1.傲慢と善良

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https://www.amazon.co.jp/dp/B07P8YWRBH/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

辻村深月さんの新作ですね。『冷たい校舎の時は止まる』を初め、『凍りのくじら』や映画化された『ツナグ』で有名ですね。15周年記念ということもあり、素晴らしい。個人的に以前の「かがみの孤城」はあまり好きではなかったので嬉しいです。

本書は”恋愛”小説とされていますが、そんな甘いモノではないですね。辻村さんは人間関係の歪さを書くのが上手で『オーダーメイド殺人クラブ』もその一つですね。

この本のテーマは恋愛と結婚。結婚は恋愛の延長線上にあるのかが大枠のテーマとしてあります。多分、読む年齢層で大きく異なる捉え方ができる本でしょう。

僕が特に進める年齢層は20代~50代(maybe60代)。

 

2.アクタージュ Act-age

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本屋でここ最近一度は目にしたんじゃないでしょうか。週間ジャンプだから当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、想像以上に面白い。表紙に写っている主人公「夜凪景」が「役者」に魅入られる話。一見あまりジャンプぽく無いですが、展開はちゃんとアクションのようなジャンプです。しかし、それを思わせない程度に内容が面白い。あまり、週間ジャンプの雑誌で読むことはオススメできないです。もちろん、作画が素晴らしいこともあるのですが、それ以上にセリフとそれを引き出す演出が良い。カッコいいだけじゃない、ちゃんとメッセージ性がある。ただ、勝利、努力、友情ではない。そこが素晴らしい。

最近やっと6巻が出たばかりですが、やっとテーマが見えてきた感じです。

アクタージュは「役者」を通して、人のキャラクターの多面性について考えさせられる作品となっています。誰しもが他人を気にする、誰しもがキャラクターを演じる、それはまるで舞台役者のように、じゃあ役者は誰かを演じるときに役者自身は誰なのか。

是非これからも追っていきたい作品です。

あと夜凪景ちゃんがめっちゃ可愛い!

 

3.Re:ゼロから始める異世界生活

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https://www.amazon.co.jp/dp/B00I5BO0WA/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

最後にオススメするのは通称「リゼロ」、アニメ化もされている「小説家になろう」から出たライトノベルです。僕は書籍としてオススメしたい。もちろん、アニメも面白いし、アニメから入ってもらっても良い。ただし、これが一番面白く伝わる媒体は多分書籍だと僕は思います。

さらにいえば、アマゾンのURLを貼っているものの、「小説家になろう」のWeb版である方がこの作家の面白さが伝わると思います。

なんてったって、これはライトではない。かなり重い!読む量も内容も重い!

あらすじは、タイトル通り異世界転生ものですが、主人公には死ぬと適当に決まるセーブポイントまで戻るという死ねない能力?「死に戻り」しかない。それ以外はタダの凡人。ご都合主義をドブに捨ててかつ唾を吐いたレベルで都合は悪くなる一方。今のところ6章までWebで出てますが、そのうちの3章ぐらいまでが序の口。4章がスタートラインみたいな感じで結構スタートが遅いですが、8割不幸1割幸1割冗談といった内容。

ハッピーエンド好きやラクな軽いモノ好きには合わないでしょうが、重いモノ好きや悲劇好きには素晴らしい作品でしょう。何より、作者の文的表現がめちゃくちゃネチネチしている。さらに、主人公が好かれないタイプ。

作者は主人公をめちゃくちゃ人間味溢れる形で描き、それこそ8割の悪意と1割の善良と1割のユーモアで人間を描く。

テーマはもちろん死とおもいきや、多分テーマは「選択」。一つの選択が正しかったとして、選択の選択の選択は正しいのか?結果良ければ全て良しというけど、人はどこでそこを結果とするのか?「死に戻り」、やり直せたとしてそれは最善か、この1つの能力を中心に話が動くのがものすごく魅力的ですね。

 

以上3つのオススメ本でした。

ベタだけど、なぜオススメかちゃんと書いたから読んでね?

 

次回は

そろそろサザエさんネタ飽きたし、普通に行くか(笑)

来週はタクマくんだよ?

令和元年初日に会えてうれしかったよ!