第77回 旅
こんにちは。畑です。新元号の発表がインスタライブで予告されてるの見て、さすが新時代やなあ、と思いました。みんな楽しそうなのでよかったんじゃないかな。
そういえば、3月中旬のことになりますが、
青春18きっぷで北陸・信州に行ってきました。
福山のとある人から、長野の「栞日」という本屋さんを猛プッシュされたこともあり、信州が気になってたんですよね。ちょうどその頃、藤本さんが卒業旅行で信州に行く!と言ってたので、松本まで引っ付いていこうと思って。
初の北陸・信州旅、とにかく食が充実していました。土鍋で炊かれたご飯、柚子が乗った白味噌仕立てのお味噌汁、へしこ、ホタルイカの酢味噌和え、のどぐろのお寿司…ホタルイカはちょうど時期だったみたいで、身がプリプリしてて…ああ…おいしかった……。
この旅でどれだけ「うまい!」と言ったか覚えていませんが、中でも衝撃的だったのは糸魚川で食べたエビフライです。
質の良い食事をしすぎた反動ですかね、京都駅でマックに寄って、ハンバーガーとコーラを買ってしまいました。普段寄らないからこれはこれでおいしかったけど。
もちろん他にも楽しかったことがあります。
私は銭湯がすきです。スーパー銭湯じゃなくて、ふつうの銭湯がすき。今回はほぼ毎日、違う銭湯に入ることができたので大満足です。金沢の銭湯では、番台のおばあちゃんに「尾道からきました」と伝えたら、牛乳を持たせてくれました。帰り道は、体も心もぽかぽかでした。
途中で立ち寄った下諏訪は、ゲストハウスの周辺に銭湯が沢山あって、どこに入るか迷うほどでした。ちょっとびっくりだったのが、銭湯のお客さんがみんな挨拶してくれるんですね。「こんばんは」「おやすみ」のやりとりに和みました。
ちなみに、下諏訪のお隣、上諏訪駅構内には足湯がありました。駅の案内版にさも当たり前のように「足湯」とあるのがなんともシュール。そのフォントで書かれると笑っちゃうな。
実は、この諏訪という土地が、今回の旅で1番のお気に入りです。下諏訪は、旅人に気さくに話しかけてくれるところ、古い建物を大切に直しているところ、まちの雰囲気もちょっと尾道に似てる。上諏訪は、下諏訪ほど探索はできませんでしたが、立派な看板建築が残っていたり、リビセンという面白い古材屋さんがあったり。
諏訪には、松本で寄った栞日さんにオススメされて行ったのでした。当初は諏訪に行く予定は全くなかったんですよね。
その場の出会いで行き先が決まったり、会話から新しい情報を得られたりするランダムなところが、旅の魅力だと思います。
個人的には、その土地のディープな場所を聞いて、そこを巡るのが1番ワクワクします。スマホで検索するより、ゲストハウスのスタッフさんや、寄ったお店の人に聞いてみるとか。案外、他県の情報が出てくることもあります。それを目的地にして、あたらしく旅してもいいのかなと。これから大学2年生になるのですが、もっとたくさん旅をしていきたいです。
最後にうれしかったことをひとつ。
最初、無理やりついていった藤本さんから、お手紙が届きました。しかも旅先から。
いつの間にかいてたんや〜〜!ありがとうございます!
お世話になりました!🙇♂️
おまけ
尾道駅があたらしくなりました
3月10日に新駅舎がオープンしました。
18時頃かな、商店街のお店が一斉に閉まっちゃうんですよね。あと、尾道は火木が定休日のお店が多いから、そういう時に利用できるのがありがたい。遅くまでやってる喫茶店や、図書室が併設されてます。
ちなみに今なら、夕方になるとバルコニーで音楽を聴くことができます。夕暮れに輝く尾道水道を眺めながら、うつくしい演奏を聴く。あたらしい尾道には、すてきな音楽と風景がありま……
失礼しました。宣伝が出てしまいました。
「音楽と風景」今年は5月6日に行います。尾道の至るところでプロの演奏を聴ける、1年に1度のチャンス。私もスタッフやってます。よかったらみんなおいでね。
次回は新メンバー、新田さんです。なんと大学の先輩なんですよね。ゆーまにわ尾道支局ができるのも遠くない…?