ゆーまにわリレーブログ

ゆーまにわのメンバーが毎週交代で更新中。

第66回 ただ手を振ってるわけじゃないんです!?

こんにちは😃

毎日元気な丸下です!と言いたいところですがついこの間までインフルエンザでした!

いまは完治して元気にやってます!

インフルで寝ている時に松本さんの再翻訳を読ませていただきましたが


首都(KERAI)


なんだこれは。ここでお腹こわれました。

とても楽しかった。違う作品でもしてみたい。

振袖

最近ファッションに目覚めかけている丸下ですが、今月頭に来年の成人式の振袖を選びに行ってきました🤲

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振袖といえば、未婚の女性が着るものだと思われていますが、実はそうじゃないんです。

本来は若い女性が着る物だそうで、ある程度の年齢になると一般的に女性は着用しないとなっているそうです。

振袖ができたのは江戸時代。

女性が着る正装の和服の袖丈が徐々に長くなっていって今のものに至るそうです。

袖が長くなった理由は諸説あるそうですが、その1つとしては身振りを美しくするためというのがあるそうです。やはり女性が今より綺麗に、美しくというものはいつの時代も同じですね💗

もう一つ面白そうな理由がありました。

 

人に対して行われるようになった魂振り

古来から振るという行為には呪術的な意味があり、振ることで神の御加護による安寧を祈ったり、厄を払うと考えられていたそうです。これを魂振りと言い、神に仕える女性は長い布や袖を振って魂振りを行っていました。この魂振りは神に対してのみ行われていたのですが、次第に人に対しても行われるようになりました。意中の人を振り向かせるために、心を通わせるために袖を振って祈ったのです。そして女性は良縁を願って袖を振るようになり、ご利益をより高めるために袖が長くなったという理由がありました。


この理由を知って額田王が詠んだこの一首がてできました。


あかねさす 紫野行き 標野行き

野守は見ずや 君が袖振る


現代語訳

紫草の生えた野を行き、標野を行きながら、標野の見張りが見やしないか、いや、見てしまうでしょう。あなたが(あっちへ行きこっちへ行きながら私に)袖を振るのを。 


有名な一首ですよね。

ただ袖を振るとあっても現代だとなんの意味もない行為ですが、この時代だと意中の人にする仕草という意味になる。

これを踏まえて一句読んでみると、小難しい気がしていたものもなんだか近いものに感じますね。


こうやってときたま勉強するのがやっぱり好き😍

自分に関連していることの方が勉強が捗る気がします。


次回予告

次回は馬場さんです!

馬場さんにも全然お会いできてない😭

元気ですか??

丸下はピンピン元気にやってます。

 


来週もお楽しみに~!