第16回 篠山のあれこれ そして、岡山と篠山「黒豆論議!」
どうも。お久しぶりです!(^^)
ゆーまにわメンバーであり、普段は岡山大学大学院で学生をやっている大西です。
篠山とはどんなところか?
岡山の友人に「篠山ってどんなところ?」と聞かれると、「篠山は小京都(小さい京都)と呼ばれ、観光地として紹介されることもあるけど、倉敷美観地区の5分の1くらい。」って答えています。美しいスポットは多いですが、倉敷のように広範囲に景観が保たれているわけではないですね~。
篠山市の河原町妻入商家群は江戸後期や明治初期に建てられた古い建造物が多く残っている通りです。篠山で最も風情のある場所と言っても過言じゃないです。
「妻入」の意味は?
「妻入」とは屋根の形が三角に見える方に、家の入り口があるということです。(下の図を見てね。絵のクオリティはごめんなさい。)妻入商家群にはウナギの寝床と呼ばれる縦に長い建物が並びます。見た感じ、100メートルくらいあるんじゃないかなーと思いますね。
せっかくなので、もう1つ篠山のスポットを紹介します。
・筱見四十八滝
四十八滝という名前ですが滝の数は8個です。
ということで、先日、初めて登ってみました!!
まぁ、ハードでしたね。運動には適さないぶかぶかの靴で挑みました。
そしたら、そり立つ壁がいくつも出現してきました。
いくつもの壁を乗り越えて、なんとか登り切りました。
登山途中は、「滝なんかどうでもいい、疲れた!」って境地に達していましたね(笑)
それでも、登山ルートの面白さや、8個もの滝の迫力は、それだけの価値があります。
丹波篠山と岡山の共通点...
それは「黒豆」!?
岡山の方に「丹波篠山」と言うと、「あー、黒豆の!」と返ってきます。丹波篠山は黒豆で有名です。そして、岡山はその黒豆の栽培面積が日本一!です。私は、岡山に来るまでは、こんなにも岡山で黒豆が作られているとは知りませんでした。
ご存知の方も多いでしょうが、丹波黒と呼ばれる黒豆は、秋は枝豆として食べられます。個人的にも、枝豆の方が秋しか食べられないという希少性もあってか、美味しいと感じます。丹波黒の枝豆は、10月の1ヶ月しか食べられません。しかも、10月の初旬はあっさりとした爽やかな味、そして、10月の下旬になるにつれて、黒豆に似たコクのある味に変わっていきます。1週間も違えば、味が全然違います!
岡山と篠山 「黒大豆問題」
ここで問題になるのはブランドです。岡山の方からすると、篠山のブランド力に負けてしまうということがあります。実際にも、岡山県の黒豆が丹波篠山の黒豆として出荷されているというのはよくある話です。そこで、自分たちのブランドを作ろうという動きもあります。
篠山では、黒豆コーヒーから黒豆パン、黒豆コロッケ、黒豆ソフトクリームと黒豆商品が身の回りに溢れています。篠山にいると「黒豆しかないんかい」ってツッコミたくなるときも多々あります(笑)。それでも、まだ、ブランド力を生かしきれていないところはあると思いますね。
岡山も篠山も、どうやってブランド力を高めていくか、が重要になりそうですねー。
最後に
おススメの食べ方は?
私がおススメするのは枝豆はシンプルに塩ゆで。黒豆は黒豆ご飯です。お米に黒豆を混ぜて炊くだけです。手間いらずで、おいしいですよー。
皆さんも、枝豆、黒豆を食べてください。絶対ウマいから!!!
次回予告
次回は家喜くんです。前回のブログではススキについて書いてくれました。さすが、農学部といった感じです。
変人が集まっていると言われる、ゆーまにわメンバーの中でもトップクラスに変人です。変人というよりは独特というべきなのかもしれませんが。お楽しみに!!
ということで今週は大西が担当しました。