第13回 野球と統計学
<MLBについて書くよ!>
こんにちは。
ゆーまにわ最年長のふじもとです。
4月から修士2年となり、学生生活も余命1年となりました(^^;
さすがに学生生活も飽きてきて、『早く働きたい!!』と思うこの頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて今日は、僕の趣味であります野球観戦、もっと言うと、メジャーリーグ(MLB)観戦について書きたいと思います!
『野球なんて興味ないよ!』って人にも読んでもらえるように分かりやすく書きたいと思います(^^;
<そもそもMLB(Major League Baseball)って何?>
30のチームが2つのリーグに分かれ、さらにリーグの中で3地区に分かれます。
4~9月のリーグ戦が終わると、10月には各地区の優勝チーム+4チームで、ワールドチャンピオンをかけた優勝決定シリーズが行われます。熱いです!
30チームもあるので、ワールドチャンピオンになるのは果てしなく難しいです。
僕の好きなシカゴ・カブスなんて、2017年にワールドチャンピオンになりましたが、108年ぶりですよ!108年!中国がまだ『清』だったり、オスマン帝国が存在した時代です。歴史も長いんですね~。
ちなみに日本のプロ野球は12チームです。歴史もMLBほどではないです。ただ、こちらもMLB同様熱いです!
さて、そんなMLBですが、『野球を統計学的に分析する』という点においては、日本よりも進んでいます。
<野球を統計学的に分析、セイバーメトリクス!>
『野球に統計を使うって??』
疑問に思う人もいるかと思います。
野球には、様々な数値があります。ホームランの数、投手の勝ち星、盗塁、打点、奪三振など多くの数値があります。
『野球に統計学を使う』とは、これらの数値を用いて選手を評価し、より強いチームを作ることを目的として行います。
そんなセイバーメトリクス、以下のようなものがあります。
・投手指標:WHIP、FIP など
・その他:パークファクター、WAR など
・・・なんのこっちゃ分からんぞ?って感じですね。
僕もほとんど分かりません(^^;
だから、勉強の意味も込めてこうしてブログにしています(笑)
この中から、WAR(Win Above Replacement)という指標について紹介したいと思います。
なぜWARを選んだかというと、最近最も重要視されているからです。
<WAR~チームの勝利をどれだけ増やしたか?~>
WARという指標を一言で表すと『その選手がチームの勝利をどれだけ増やしたか?』となります。どれだけ勝ちに貢献したかということです。
もう少し詳しく言うと、『平均より少し下レベルの選手に比べて、その選手がどれくらいチームの勝利に貢献できたか?』ということです。
難しい!って人は『勝利への貢献度』と思ってください。
例えば、WARが3.0の選手は、『チームに3勝をもたらした』ということになります。
なんでWARが必要なの?打率やホームラン、勝ち星でいいじゃん、と思う人、いると思います。
しかし、MVPなどを考えるとき、WARが重要になるんですね。
例えば、打率が低くてもフォアボールをよく選び、得点を稼ぐ選手は、打率が高くても得点が稼げない選手と比べてどっちが優秀でしょう?
ピッチャーだと、無失点に抑えて味方が1点とっても勝ち。10失点して味方が11点とっても勝ちとなります。どちらが良いピッチャーか、1勝という数値から分かりません。
このように、数値は同じでも内容はまったく違う、ということを表すために、WARは考えられたと言われています。
今では、MVPなどのタイトルは、WARを評価基準として選考されています。
<マイク・トラウトさん>
最後に、少しでもMLB観戦を楽しくするために、WARの高い選手を紹介します。
二刀流でおなじみ、大谷翔平選手とチームメイト、マイク・トラウトさんです。
この人、なんと歴代最速のスピードでWARを積み上げています。
MVPを獲得した2016年のトラウトのWARは、ダントツトップの10.55!!
つまり、トラウト1人で10.5勝をチームにもたらしたってことです。
どういうことだ・・・( ̄△ ̄;)
毎年安定して3割30本100打点20~30盗塁くらいの成績をたたき出します。
正直、半端ないです(笑)
あまりの安定感&好成績に、一部からは『野球する機械』とまで呼ばれています(笑)
おそらくMLBの歴史に残る大スターなので、注目してみるとおもしろいと思います。
ちなみに今年のマイク・トラウトさん、キャリアハイのペースでホームランを量産しています。
WARも現在トップです。
どんな成績をたたき出すのか、注目です!
<次回は・・・>
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次回はデザイナーの松本さんです。
ゆーまにわのロゴ、名刺の作成など、最近大活躍中です!
来週に乞うご期待。